「神社の御社(おやしろ)」は、いつ頃から始まったのでしょうか?

こんにちは。


本日もブログをご覧頂き有難うございます。


本日は「神社の御社(おやしろ)は、いつ頃から始まったのか?」について投稿したいと思います。







初めから「神社」があった訳ではない



日本には、初めから現在のような「神社」があった訳ではありません。


「神道」は「形なき共存」のような形から始まりました。




以下を参照いて頂けたら幸いです。


「神道とは何なの? 教義とは何なの? 」

http://howotareru.blogspot.jp/2017/06/blog-post_92.html




それがやがて「社(やしろ)」を持って、人々が「お賽銭」を出す形が形成されてゆきます。



元は聖地が信仰の対象



元々は、「山岳信仰」や「太陽信仰」など、自然を対象とした「崇拝行為」が主な行動でした。


人間は「自然界」を敬い、御霊を敬うのです。




ところが、この対象に「人間」が加わるようになります。


それは「地方豪族」や「権力者」などの対象です。


人間を「自然界」と同様に敬うのは理にかなっています。




人間も「御霊(みたま)」を持つ存在だからです。




仏教の影響で「社(やしろ)」が一般化してゆく




古来より、人々が集まる場所は、とりあえず「特別な場所」でした。


今で言う「公民館」や、もしくは「パワースポット」です。



こうした場所に集まるのは、もちろん「地元の方々」です。

地元の方々が、とにかく集まって、何かイベントとか行うのです。



そうした地元の方々を「氏子(うじこ)」と呼んでいますが、この「氏子(うじこ)」が現在の神社の(御社(おやしろ)」を作り始める訳です。




6世紀以降、御社(おやしろ)が各地に作られ始める



たぶん、6世紀頃から「御社(おやしろ)」が各地に作られ始めます。


(いい加減ですみません(^_^;))



この6世紀頃は「仏教」が流通し始める年代です。



もちろん、仏教は古くは3世紀頃から日本へ流入していたとする見方もありますが、まだ一般的ではありませんでした。



それぞれ各地の地元の方々である「氏子」が、地元の「産土神(うぶすなかみ)」を祀り、鎮守を願います。




そして、段々と立派な「御社(おやしろ)」が誕生してゆく








パワースポットを対象としていた「自然信仰」から、、まったく別の「御社(おやしろ)」という建物の中に「神様」をお祀りする形が取られてゆきます。



そして、この「御社(おやしろ)」の中に、様々な神様が祀られるようになってゆきます。



立派な「社殿」が完成して、絢爛豪華な雰囲気を醸し出す世界が誕生します。





今回は以上にしたいと思います。


最後までお付き合いいただき、有難うございました。

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