こんにちは。
今回は前回の続きになります。
大地のエネルギーを体内に取り入れるエクササイズの続きになります。
(参考書籍 「鉄布衫功」 謝 明 徳 著 P34)
腎臓に気を上げましょう
さて、前回と同じ要領で行きましょう。
大地のエネルギーを頑張って足裏から引き揚げます。
息を吸いながら吸い上げて、膝上を通過して尾股(おまた)を通過し「④」の「仙骨」まで運びます。
「仙骨」は「エネルギーのポンプ」の役割があります。
この「ポンプ」を使って、「腎臓」へエネルギーを送ります。
「腎臓」の位置は、おへそを中心として背骨の両側付近です。
この部分にエネルギーを貯め込みます。
ここでも同じ要領で息を止めて、エネルギーを味わいます。
ここでも、いわゆる「気功だからリラックスしよう」とか「緊張はいけない」なんて無視してください。
強い「気」は、「強い体」に宿ります。
しっかりと、肉体を意識して「気」を留めて、息を吐きながら、足裏から大地へエネルギーを返しましょう。
背骨を通して頭上まで上げます
今度は、同じ要領で、頭の上まで気を押し上げます。
足裏から尾股、そして「仙骨」を使って、「⑤」の頭上へエネルギーを置きます。
ここで息を止めて、気を停滞させます。
さあ、最後の仕上げです。
頭上で息を止めて、息を吐きながら体の全面を通過させるようにエネルギーを降ろします。
舌を前歯の上の上あごに付けた状態を保っていて下さい。
頭からヘソ、そして足の膝の後ろを通して気を降ろします。
やって見ましょう。
イメージして見て下さい。
息を吐きながら、丹田(ヘソ)を意識しながら、頭上からヘソ、そして膝の後ろ付近へ通過させて足の裏へ気を降ろします。
ここまでの一連の流れを連続して見て下さい。
足裏から膝、そして尾股から仙骨、仙骨から頭上、そしてヘソから膝の後ろ付近へ通過させて足の裏へ気を降ろします。
大地から吸い上げた「気」を頭上より、また大地へ戻します。
大地に戻したら、また同じ要領で行います。
足裏から膝、そして尾股から仙骨、仙骨から頭上、そしてヘソから膝の後ろ付近へ通過させて足の裏へ気を降ろします。
何度も、行って見て下さい。
たぶん、「だから何だ!」と感じると思います。
そして「こんな事は感覚的な問題だ」なんて思うかもしれません。
しかし、この「感覚」が大変に大切です。
今回のエクササイズでは、この「気の回転」の前に「膝」や「ヘソ」に気を貯める訓練も行いました。
これも、出来る限り継続して続けて見て下さい。
しっかりと「筋トレ」を行うような、しっかりと吸い上げて保管です。そして解放です。
腎臓も同じです。しっかりと吸い上げて保管です。そして解放です。
冗談抜きで、この体に流れるエネルギーが「世の中」を作り上げる「素体の元」なのです。
「気」がわかると、本当に個々の「神気」も解かる気がしてきます。
余談ですが、気の動きによる「臓器」の影響も解かるようになります。
今回は以上にしたいと思います。
最後までお付き合いいただき、有難うございました。
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